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有機野菜のイタリアン。トラットリアデラメーラのスタッフブログ

パティシエ 井倉

パイのお話

更新日:

こんにちは!
パティシエの井倉です( ˊᵕˋ* )♩
12月に入り街は一気にクリスマスモードですね!デラ・メーラもクリスマスツリーを出しました!
さて今回はパイのお話をしようと思います。

パイは、古代ギリシャ・ローマ時代に始まったとされ、肉や果物を直火ではなく、小麦粉と油脂を合わせた生地に包んで焼いたのが最初と言われています。
その後14世紀のフランスでパイ生地が登場し、肉や魚、野菜、果物などを包んでオーブンで焼いたパイ料理「パテ」が作られるようになりました。また、17世紀にフランスの菓子職人フイユが、パイ生地を使った菓子をつくったことから「パイ」という名がついたいう説もあります。
そんなパイ生地の作り方には2パターンあります!
生地を何層にも重ねて作る折りパイ(フィユタージュ)と捏ねるように作る練パイ(パート・ブリゼ)です。

〇折りパイ
生地を折り込む前に冷やしておき、圧延機で延ばした後、油脂(バター)を生地に包み込んで引き延ばしと折りたたみを繰り返します。油脂層を幾重にも重ねた後に再度生地を冷却して休ませ、適当な形状に成形して焼成します。
サクサクとした食感が特徴で洋菓子ではミルフィーユやアップルパイなどによく使われます。
〇練パイ
小麦粉に、あらかじめ小さくカットしておいた油脂を混ぜ込んで、ゆっくりミキシングします。次に再度生地を冷やして休ませ、適当な形状に成形して焼成します。
タルトやキッシュに使われたりします。

ちなみにパイ生地には基本砂糖は入りませんが、砂糖を入れた練り込み生地をパート・シュクレと呼び、ブリゼよりもしっかり練ってクッキーのような食感になります!
折りパイを家庭で作るのは難しいですが、練パイは簡単に作れます!
是非皆さんも作ってみてくださいね(^^)

そんな折りパイを使ったアップルパイがディナーのコースデザートとして登場しています!
暖かいアップルパイの上にはバニラアイス♡相性は抜群です!!

是非召し上がりに来てください!お待ちしております(*´ー`*)

-パティシエ 井倉
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